🇨🇳広州在住某一家での居候記ーPart2ー

“居候生活も悪くない”

前回からのあらすじ。。。香港で銀行口座開設に失敗し、傷心モードの私は気持ちを切り替え中国大陸、”広州”  ( guangzhou )へとフェリーで向かった。

フェリー乗り場で私を待っていた王さんは早速愛車ワーゲンで広州観光へ連れて行ってくれた。港がある海鸥岛はのどかな漁村で、中国ならではの雄大で素朴な風景を車窓から眺めることができた。

5/3 ☀ @ 広州

海鸥岛があるのは広州の番禺区で広州中心から車で30分ほどの程良い立地のところで、そのせいか街中には日系企業の工場をよく見かけた。

同時に職業の関係からどの国のカーメーカーが多く道路を走っているのか気になってしまう。1年前は日系のトヨタやホンダ、そしてドイツ車のワーゲンが多く見られたが、今回は中国のローカルメーカー(众泰,广汽,比亚迪等)が多く見られた。

特に比亚迪をはじめとする電気自動車の割合が多くなったのかなと感じた。众泰のシェア自動車には衝撃を受けました。

アプリでQRコードを読み込んで適当に行きたいところまで行って指定の駐車場(充電場)に乗り捨てできるらしい。

他の産業ではパクリではなく、中国オリジナルの発想で世界を牽引してますが、車産業もEV化の流れで中国企業が世界を牽引する日も来るのかもと思ってしまいます。

莲花山公园

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2200年前の古代中国の採石場が整備され、現在は観光地として整備されている広大な公園である。明清に建築された 莲花塔をはじめ、海を眺める望海观音像、目玉の古采石场等、圧倒的な規模感がまさしく中国って感じ。

そもそも採石場を国の指定公園にするいう発想もすごい。また、ここは国家が定める観光地等級がAAAAの観光地で、

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まずは、寺の中に入って参拝。大きめの千手観音と大仏がお出迎え。

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明、清時代に築かれた莲花塔。登るのに5元必要だが、王さん携帯決済に慣れすぎて現金を持ち歩いておらず、かろうじて私が持っていた10元で登ることに。

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塔の階段は狭くて急なので相当疲れるが、高くまで登ると公園全体が見渡せ、疲れが吹っ飛びます。頂上付近は涼しい風が吹き荒れてるので少々休憩して涼むことに。

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地上に降りて公園をフラフラすると、どこまでが公園なのか分からないほどとにかく広いことに気づく。入場料50元分の価値はありそうだ。。。でも湿度が80度とかで動くだけで汗が半端なく流れる。王さんは涼しい顔して、顔が可哀想なほどグショグショだった。彼は元々河南省出身なので、広州で居を構えてもう何年も経つが、広東の暑さには未だ慣れないようだ。

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当観光地の古代の採石場!!2000年前から残る採石場はもはや人工のものとは思えないほど自然と溶け込んでいて素晴らしい。地上に降りて下から採石場を眺めることに。

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あたり一面そり立つ壁になっていて、下には池が張っている。水質は思ったより綺麗。ところどころ汚いところもあるが、そこは最近の暑さで池の中の生物が死んで腐ってるかららしい。。。どうにかせい。笑

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壁面に掘られた文字は全て福の漢字!!中国は時の権力者によって漢字が新しく作られ、何千年にも渡ってそれが繰り返され、一文字だけでこんなにも多くの福を生み出してしまったと王さんが解説してくれた。近年にも中華民国が生み出した繁體字から毛主席に作られた简体字に切り替わったが、それは中国5000年の歴史で見るとごく普通でよくあることだとわかり、同時に大変やなと思わざるをえない。

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公園内の池には亀が放置状態で、繁殖し放題の無法地帯となっていた。写真撮るだけでも気持ち悪い程うじゃうじゃいて、単品では可愛い亀も台無しである。それでも中国の方々はセルフィーで亀の大群と写真を撮っていて幸せそうであった。。。

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超広い莲花上公园を周りきり、愛車のワーゲンで王さんの自宅へ帰ることに。車で公園から30分ほどにある中国特有の※校区に住んでいた。

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※一つの校区に小学校や中学校、図書館、スーパー、飲食店等基本なんでも揃っている。居住者の生活水準もピンからキリまでで、そのため金持ち学校と平民学校があり、身分で同じ校区内でも大きな格差がある。

金持ちまたは賢くならな金持ち学校に入れず、平民学校に通うことになる。そうなると、今後の将来にも影響が出るので、小学校からすでに学歴競争が始まっているとのこと。日本人も王さんが住む校区に住んでおり、もちろん金持ち学校に通っているらしい。

身分にかかわらず、校区内では厳重な警備(警備員たまに寝てるけど笑)の元、生活できる。

この校区の勝ち組は一棟2億円もする一軒家を所有していることらしい。確かに校区内には一軒家が立ち並ぶ区域があったが、一棟2億もするとは。。。王さんの目標は一棟購入することらしいが、友人は一棟どころか何棟も所有しているらしい。

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聞くと、近年の経済発展の恩恵を受けて学歴なしで財を築くものが広東省で増えてきて、その友達もその一人とのこと。中国語で土豪と言うらしい。

数年前金持ち二世を指す富二代という言葉がよく聞かれたが、バックグラウンド無しで成功を勝ち取る土豪のようなタイプの金持ちが増えているとなると、共産党が掲げるスローガン、中国梦(Chinese dream)も現実味があるなと感じる。

王さん一家はマンションの最上階に住む十分立派な成功者であった。

日当たりもよく、広い部屋には小学生である一人息子の勉強机や本、また優秀賞の賞状が壁一面に貼られており、息子愛がものすごく伝わった。親に似て息子も優秀なお子さんそうである。

シャワーを浴びてゆっくりしていると、息子と奥さんが帰ってきた。夕食の材料を調達してくれたらしい。息子さんは抗日映画でしか日本人を見たことがなかったので、少々私を警戒しているようだった。笑

息子さんはずっと私を見つめて度々王さんに、日本人はなぜ食べるスピードがあんなに遅いのか。なぜあんなにすいませんというのか。なぜあんなに对对对というのか(これは私の中国語のくせです笑)など興味津々の様子であった。

夕食は、奥さんお手製の中国料理。あっさりしており、非常に美味であった。西红柿炒鸡蛋はどこの家庭でも安定して美味しい。奥さんが北京大学出身という驚愕の事実を知ったのち、お子さんが中国版将棋である象棋をやろうと誘ってきたので、遊び方も含めて丁寧に教わった。

この頃から、王さんの息子を王老师(王先生)と呼び始めたので以下王老师と呼称することとする。

日本の将棋のルールは知らないが、象棋は王老师のおかげでだいぶ特訓したので、今でも誰かと手合わせしたくてうずうずしている。

そんな感じで王一家との共同生活が始まった。果たして心から受け入れてもらえるのか。

次回は、王一家と広州をゆったりと一通り観光します。

ではまた来週!再见!!

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🇨🇳広州在住某一家での居候記

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