🇨🇳広州在住某一家での居候記ーPart3ー

”中国人こそお・も・て・な・しを大切にする”

前回からのあらすじ。。。広州 ( Guangzhou ) 番禺區の王一家の家に居候して2日目。王一家は私に嫌な思いをさせないようあの手この手でもてなしてくれ、気持ちがいいほど良い待遇を受けていた。もうこのまま広州に居座ってしまった方が幸せじゃないかと思うほどに。。。

5/4 ☔

本日はあいにくの雨。旅中に久々雨に見舞われたが、広州は晴れと雨で気温差がだいぶ違うので、外出は雨だと少々楽になる。

王さんはこの日はお仕事だったので急遽奥さんが私の付き添いで広州の街ブラに案内してくれることとなった。広州は現地人でさえ苦労するほど交通面が複雑で、ノープランで訪れた私は当然何も知らない。

数年前、深センにいた時に広州で交通カード(IKOCA的な)を買っていたので、公共交通機関の乗り降りは全く問題なかったが、ガイドがいなかった。

王夫人は引きこもり体質だったので、ちょうどいい気分転換で遊びに出かけたいとのこと。王さんには悪いが、1日奥さんを借りることに。笑

王夫人は北京生まれ北京育ち北京大学卒なので生粋の北京訛りの普通語を話す。電車の中で話していても僕らの声量が車両内に響き渡るほどよく響く。儿音(巻き舌)の普通語のリスニングに最適だったが、どうやら長い広東生活に慣れたせいかところどころ儿音を省略することがあった。北京の人でも巻き舌は面倒だと気づくようだ。

★石室圣心主教座堂(Sacred Heart Cathedral)

Guangzhou Charch

6号線の一德路駅のB出口から徒歩5分でつく。駅から出ると早速中国のなんとも言えない匂いが漂う。(訪れたことがある方はわかるとは思うが。)下の写真のような一本の細い小道を突き進んでいく。小道沿いに点心を販売していたり、凉茶の店だったり食べようとは思わないが、中国色が非常に濃いストリートを通過していく。

そして見えてくる大聖堂と洋風建築の広場は、閑散としていた。

この大聖堂は、清朝1888年に完成したもの。アヘン戦争で廃墟と化した広州を訪れていたパリの聖教会の宣教師が、戦争が止み永久の平和の訪れを願って建立したもの。つまり、平和の象徴となっている。

中は立派な礼拝堂となっており、キリスト教徒が熱心に祈りを捧げていた。王夫人は全く関心がなく、哇啊啊,好漂亮喔を連呼しており、私も同調していたら教会の主みたいなおばあさんに案の定注意を受けた。

ここの教会の注目すべきは、賛美歌が多言語で聞けるということ。香港でキリスト教を熱心に信仰している友人宅に居候した際、度々教会に赴いたが、キリスト教に入信しようかと思わされるほど、広東語の賛美歌は聞き惚れてしまう。

平日毎朝6時45分に広東語の賛美歌が聞け、土曜日は朝は広東語、夕方16時には韓国語、夜19時半には英語の賛美歌が聞ける。日曜は朝7時から8時半くらいまで広東語の賛美歌を聞ける。やはり、何度もいうが、広東語の賛美歌が一番である。

そして教会をあとにした謎ペアーの私たちは、広東料理を安く食べれる店に入った。私のお気に入りの干炒牛河と、西米露、港式奶茶を注文。全部で比較的安く美味しく食べれて、ほとんど私が平らげてしまったが、食事代は私がトイレに行ってる間に王夫人がすでに携帯にて決済済みであった。現金使わないから払わんでいいよと言う手は、誰かにどうしてもおごりたい時使える常套手段になっているようだ。

昔ならではのストリートが続く一德路駅周辺は、見応えがある地域である。

★荔湾湖公园(Li Wan Hu)

昔の広州をぎゅっと閉じ込めたような公園。遊覧船に乗って公園内の湖を周回できたり、公園内には龙树(※)が生い茂っており、中国華南の代表的な風景を楽しむことができる。

(※)龙树

地面まで垂れ下がっているのが根っこ。枝から根っこが生えてくる摩訶不思議な植物で、根っこが地面に落ちると地面に根を張って新たな龙树が地面から生えてくる。そうやって根を周囲に次々と下ろして面積を拡大していくと上の写真のような状態となる。その姿が龍のように見えることから名付けられたらしい。

広州市民の憩いの場となっており、王夫人もたまに訪れるらしい。本当にたまに。

公園内には、以前金持ちの屋敷だった家屋が解放されており、自由に見学が出来るようになっている。

公園内には先ほど記述した龙树以外にも多種多様な植物や花が植わっており、特に意外だったのが野生のマンゴー!!熟すと普通に収穫して食べれるらしい。自由にマンゴーが食べれるのはなんと贅沢な。。。羨ましすぎる。

この公園でのんびり過ごした私たちは、王さんから仕事が終わったから合流するとの電話を受けたので、早速合流予定場所である広州タワーへと向かう。

★广州塔 ( Guangzhou Tower )

https://de.wikipedia.org/wiki/Canton_Tower

高さは600M。東京のスカイツリーが634Mで電波塔として1位になるまではアジアで一番の高さの電波塔であった。スカイツリーとの相違点は高さ400Mにギネス記録に登録されている世界一高い場所にあるアトラクションがあること。

王夫人が、王さんがあと1時間半ぐらい到着までかかるとのことで、広州タワーに登ることに。今回もなんと私がトイレに行っている間に一枚6600(400元)のチケットを男気で買ってくれていた。めちゃくちゃ申し訳なかったので、なんとかお金を返そうと思ったが、受け取ってもらえず、結局全力で楽しむこととした。

中は非常に先進的なデザインとなっており、想像以上。

一枚のチケットで複数のアトラクションを楽しむことができる。地上460Mの観覧車とギネスに記録されている极速云霄は他では味わえないスリルを十分に体感できる。

バンジーを飛んでいるのかのような感覚を味わうことができる。

最高で地上488Mまでエレベーターで上がることが可能。本日はあいにくのPM2.5デー。たらふく悪い空気を吸いながら、広州で一番高い場所を満喫した。

観覧車のさらに上空まで上がれる。でもこの天候だと見える景色にそんなに差はない。笑

★珠江夜景

70分間70元で広州の夜景を珠江に沿って船から眺めることができる。

ここから王さんと王老师(王さんの息子)が合流し、奥さんは身分証明書を携帯してこなかったため入場できず王さんと息子で夜景を楽しむことに。

乗船してからずっと船の展望スペースでくつろいでいた。夜になると空気もだいぶ改善され、夜景がはっきり見えるようになっていた。

船内では有名書道家の作品のオークション会で盛り上がっていたが、私たちはなんの関心も持たないため、しばらく外で黄昏ていた。改めて王一家に感謝を申し上げたが、太客气了(遠慮しすぎ)しか言わないのでますます申し訳ない感じになったが、中国人の懐の深さを久々に実感できて少し懐かしい気分になった。

Guangzhou

操縦席には若干怠慢気味の運転手がタバコをふかしながらのんびり仕事をしていた。

Guangzhou

Guangzhou

川沿いには超高級マンションが立ち並び、王さんによると、1平方数億元のマンションが連立しているとのこと。中国はスケールが違いすぎる、の一言。

Guangzhou

最後に王さん一家との写真。短い間だったが、この翌日もアジア最大の動物園に連れて行ってくれたこともあり、ひたすらお世話になり続けた。

別れ際には、王老师が泣いて見送ってくれたり、熱い抱擁を交わしたり、感動的なものであった。惜しみながら広州をあとにしたのち、王さんから一通のメッセージが。

哥们,我就把你当成兄弟了,我们全家都很喜欢你,把你当成我们家人一部分了,希望我们当成你第二家。努力攒钱,朝着你的梦想努力,加油!!

非常に心あったまるメッセージを受け取った私は、迫り来る日本のストレス社会に屈さず挑み続けることを心に誓ったのであった。

王さんとの再会編は以上となります!

近い将来頻繁に会えることを目指して精進あるのみ!

次回からは今何かと話題の北朝鮮に私が初めて接近した板門店を紹介します。

38度線の緊張は現在だいぶ緩和されたようですが、私が赴いた際は金正恩がミサイルマンと呼ばれていた時代だったので現場はだいぶ重い空気が流れていました。

板門店ツアーの申込みについても紹介します。

では、再见!!

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