🇨🇳喀什(カシュガル)~絲綢之旅~Part2

新疆ナン(烤馕)は最強の非常食”

中国を西の方面に横断してようやく最西端の街 Kaxgar に到着。

今まで訪れてきた中国の都市とは明らかに異なり、古来から色褪せないシルクロード感溢れる街並みと、近年の経済特区による都市開発が著しい両面を併せ持つ、不思議な土地であった。

今回は、そんな新疆カシュガルに滞在して感じた興味深い点と、カシュガルの行って欲しい観光地を紹介していきます。

カシュガル到着後、第一カシュガル民は、中国漢族の放浪の女性2名。お二人の案内を元にカシュガル旅を紹介します。

Kaxgar :https://de.wikipedia.org/wiki/Kaxgar_(Stadt)

2017/3/2

まずは、新疆に数日滞在して思ったことシリーズ。

Kashgar

 朝は太陽が昇るのが遅く、夜は午後10時頃でも明るい。

Kashgar

原因は新疆ウイグル自治区が北京時間ではなく、新疆時間を使っているということ。

北京時間よりも2時間遅い時差があり、なんだか不思議な感覚である。西へ西へ移動しているうちについに時差を実感するまで西へ来てしまったことに少し達成感を感じていた。

街の人々が北京時間若しくは新疆時間で時間を指定しているのか分からなくなった。

② 新疆パン

Kashgar

街を探検してまず私が惹かれたのは、街中どこでも見られる新疆パン。大きさは様々で、基本一個3元〜5元程度と記憶している。味も豊富で、一番美味しかったのはパンの中にマトン(羊肉)が入った味である。

このパンは後々キルギスタンへ国境越えする際に、何もない雪山で私の腹を満たしてくれた最強の非常食として私の記憶に残っている。

とにかく安いので、街での移動は基本パンを携帯してボロボロ食べながらフラフラしていました。こうしていると、口内がだんだん乾燥してくるので、スイカやアイス、ヨーグルト等を食べて口を潤していました。まさに、私は街中の物売りの格好のカモである。

③ Kaxgar のウイグル族

いかにも中国人ではなく、顔がトルコ人の様な混血感漂う人々。ウルムチからカシュガルの電車内でも感じたが、やはり沿岸部の中国人と最西端カシュガルの中国人が同じ国の人間とは思えない笑。

カシュガルの子供達が話す言葉は、どうやらウイグル語で訳がわからなかったが、外国人の私に対し、好意的に接してくれ、ここからは明らかに偏見だが、西寧青海で私をフルボッコにしたチベット族とは天と地の差である。

kaxgar

上の子供は、独特の棒芸で、私たちの前に立ちふさがってきた。力試ししたいのかひたすら棒を振り回して私たちを挑発してきた。最後は、狭い通路に誘導し棒を振り回せない状態にして、こしょぐって成敗した。

じゃれてくる彼らは面倒だが旅の癒しにもなりうる。

④ フルーツが最高に美味しい!!

ウイグル族はフルーツ(西瓜,哈密瓜等)を食すのが好きだと考える。

kaxgar

日照時間が異常に長いことから、フルーツも糖度が増し、めちゃくちゃ美味しい。しかも安価なので、道端でフルーツ屋を見かけるたびに買い求めた。

スイカのスライス切りは1カット5元だと言うので、切ってもらったらめちゃ薄かったので、文句を言って少々厚めで切ってもらった笑

⑤ 日本のゴミ袋がシルクロードを通って逆伝来している。

日本は、有史以来大陸との交易をしており、当時シルクロードが仏教や西洋・中央アジアの文物をもたらし、日本の歴史に多大な影響をもたらしたことは周知の事実である。

そして現代、シルクロードを逆流し、現代の叡智がカシュガルに逆伝来していた。おなじみの強度の高い日本製のゴミ袋である。

kaxgar

日本が誇る古来からの貿易港北九州より、我が国のゴミ袋が遥か5000km離れたカシュガルに伝わり、ゴミ袋としてではなく、パン入れとして使われていた。日本製の袋の丈夫さはカシュガル民も周知の事実であることに少々感動を覚えた。

もちろんお決まりで、お店の人に対して、「放袋子里的东西都是垃圾吗?(袋に入っているのはゴミですか?」と聞いたが、案の定変な顔をされ、このままではお互い気悪いので袋の意味をしっかり訂正しておいた。

遥か千年の時を経て、日本が奈良時代の恩返しを少しできているのではないかと思ってみたり。。

ここから話は振り出しに戻り。。。

カシュガルの旧市街を巡ることにした我々謎メンツ一行は、喋っている間に旧市街に迷い込んでいた。シルクロードを意識したような街並みが現在も色濃く残っており、とても中国にいるとは思えない。

kaxgar

二人の女性旅人はとても凛々しく、明らかに自立している大人感があった。歳はほとんど一緒なのにひとまわり年上なのかなと思うほどに。私も旅人だと自称していたが、同列に扱ってはいけない風格があった。人生経験の差ってやはり外見に滲み出るんだなとしみじみ感じました。

kaxgar

旧市街は、ウイグル族の昔ながらの暮らしを色濃く残しており、まだ人が暮らしている。中にはシルクロードの最果てに流れ着いた骨董品も数多く見られた。

kaxgar

毛沢東等の共産党系の古美術品。シルクロード感満載の骨董品が無造作に置かれており、本当にタイムスリップしたかのよう。骨董品やなのか分からないが、店の主人がいなかったので、お値段は分からずじまい。

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複雑な都市構造となっており、どこが入り口なのか分からないほど建物が密集しており、まるで昔の香港九龍寨城のよう。迷路に迷い込んだ私たちは中国の人間国宝と出会うことになる。

kaxgar

陶器の名人ということで、相当有名な方のようだ。下記に動画をあげておきますので、ご自由にご覧ください。完全に密閉された空間で一人静かにろくろを回し続ける職人はかっこよさの極みである。私たちがカメラを向けても全く気にせず終始作品作りに没頭していた。

旧市街の迷宮を抜けるといかに複雑だったのか下の写真をみれば一目瞭然だ。確かに他の都市では見られない建築様式で、なんか趣深く感じる。

kaxgar

そして後ろを振り返ると、カシュガルのもう一つの顔である経済開発特区としての顔が現れた。ここ数年で建てられたであろう建築物がなんの規則もなく立ち並んでいた。中国政府の一带一路構想の拠点であるカシュガルは、新シルクロードとして再度返り咲いていた。

Kaxgar

道路も広く整備され、交通量も比較的多い。しかし、恐らく郊外は発展から取り残されていると考える。なんか街の人をみるとそう感じてしまう。

Kaxgar

お二人に連れられ、街の市場に来た。私はここでイスラム世界に溶け込むためのグッズを買おうと決めていた。今後イスラム圏である中央アジアへ訪れることを考えていた私は、ここでせめてあの角ばった帽子だけは買って現地人化を目標としていた。

Kaxgar

Kaxgar

結局旅人お二人が店の主人に角帽子を値切るように交渉してくれ、イスラム帽子を安値で買い叩くことに成功した。持つべきはやはり旅の友である。旅先で出会った友のことは記憶から色あせることなく残っている。現在もたまにお二人と連絡を取ったりしている。

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めちゃくちゃ長い裾のスカートも隣で売っていたが、誰が買うんやこれ笑。

kaxgar

カシュガルは、古来からシルクロードの重要拠点として栄え、現在も新シルクロードの重要拠点として注目されている。

後々、日本の外務省のホームページをみると黄色(渡航注意)の警告が出されていた地域だとわかったが、危険さは感じなかった。(表面的な部分しか見ていないからかもしれない)

興味を持った方、ステレオタイプな中国に飽きた方。ぜひカシュガルに足を運んでみてください。新疆旅ありだと思います。

次回はイルケシュタム峠の山越えを紹介したいと思います。

中国とキルギスの間に広がる天山山脈を車を乗り継いで超えていく旅はまさに冒険そのもの。冬の峠越えは死を覚悟して挑まなければならないほど過酷でした。

では、また来週!!再见!!

参考:中国最西端の街!喀什(カシュガル)~絲綢之旅~

★おまけ

ソフトクリームも素朴な甘さで美味しいです🍨

ice cream

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