” ラオス旅 を計画している全ての人へ”
「 ラオス旅 」のブログは今回がラストです。長い間お付き合い頂き誠にありがとうございました。今回はラオス渡航前に、事前に知っておきたかった情報や持ち物を、次回行く際に参考にできるよう纏めました。
ラオスは、特に何が有名!と言うものは存在しませんが、手つかずの自然で大冒険をしたり、落ち着いたカフェや穏やかな風景&人々に癒されたり。
実際に行ってみて初めてラオスの良さが認識できると考えます。
読者の皆さんの中で、もし私のラオス旅行記を読んでラオスに行ってみたいと思った方!
ぜひ計画をする際に参考にしてみてください。きっとお役に立てるはずです。
それでは、綴っていきます。
目次【本記事の内容】
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- 1.ラオスへの移動手段
- 1-1ラオスの国内移動はどうやって移動するのがベスト?
- 1-2バス移動
- 1-3飛行機移動
- 2.ビザの申請・手続き
- 3.ラオスの天候
- 4.インターネット環境
- 4-1SIMカードの購入と設定方法
- 4-2ラオスでのSIM カード購入方法
- 4-3SIMカード設定方法
- 5.ラオスでの使用言語
- 1.ラオスへの移動手段
1. ラオスへの移動手段
日本からの直航便は、残念ながらございません。
航空券予約サイトの「Skyscanner」で調べると、東京、名古屋、大坂から約20,000円代で、タイ、ベトナム、韓国、マレーシア経由でラオスへの渡航が可能。
オススメは私が以前紹介した方法で、バスで「タイのBangkok〜ラオスのVienchan」への陸路国境越えです。
バンコクで早朝6時頃から一日中遊んだのち、深夜バスでぐっすり寝ているうちにヴィエンチャンに着くプラン。
早朝から本当に楽しめるの?或いは陸路国境越えって危なくないの?と思う方。
大丈夫です。下記リンクに私の答えが載っています。
√ ラオスの国内移動はどうやって移動するのがベスト?
大きく分けて、バスによる陸路移動とラオスローカル航空会社での空路移動に分けられます。
大体多くのラオス旅行者は、以下3都市:ルアンパバーン (Luang Prabang)、ヴィエンチャン(Vienchan)、パクセー(Pakse) からの移動を考えると思います。
基本どこからでも、バスと空路は利用できますが、“どちらを選ぶかはあなた次第です。”
♦バス移動 (BUS LAO 参照)
ラオス国内でのバス旅で一番辛いのは、恐らく縦揺れの酷さだと考える。
また、雨季になると、土砂崩れや道の崩壊、水たまり等が発生し、事故で通行止めになる可能性も高い。
また、ルートによっては、外務省が定める渡航自粛地域を通過するため、治安面での危険も伴う。(山賊が出るらしい。)
所要時間も下記の通り、10時間オーバーでせっかくの楽しい旅行も疲弊してしまう。
個人的にはあまりオススメしない方法である。
<例:Vienchan ⇨ Luang Prabang のルート>
所要時間:12時間
価格 :24ドル〜35ドル。
時間 :2つのバス会社で下記便を運行中。
【夜行バス】
SOUCHAI TRAVEL:(20:00〜朝8:00)
NAGA TRAVEL:(18:00〜朝6:00)(18:30〜朝6:30)
【昼間バス】
SOUCHAI TRAVEL:(9:30〜朝21:30)
NAGA TRAVEL:(7:30〜20:30)
♦ 飛行機移動
以前紹介した記事に詳しく記載しているため、多くは書きませんが、圧倒的にバス移動よりも時短できます。
国内航空会社は2社あり、どちらもかなり安価で利用できます。
しかしながら、機体が古く、落ちる可能性もあるため、最終判断は事故責任でよろしくお願いいたします。
実際に私がVienchanからLuang Prabang へ移動した際の搭乗体験記です。ぜひご覧ください!!!
2. ビザの申請・手続き
ラオス入国に際し、日本人はビザ無しで入国可能です。(2007年よりビザ不要)
ノービザで渡航可能な国が世界NO.1のパスポートを持つ日本人ならでは。
これもラオスのインフラ整備等に協力した日本への感謝の表れなのかもしれません。
駐日ラオス大使館の情報によると、下記対象者はビザ不要で入国できます。
引用先:駐日ラオス大使館ホームページ
日本国旅券(パスポート)の残存有効期間が入国時に【6ヶ月以上】あること
【観光】を入国目的とすること
ラオスでの滞在日数が入国日より【原則15日間以内】
日本からビザなしで行く場合でも、空港での「アライバルビザ」取得で30日以内滞在可能
3. ラオスの天候
基本年中暖かく、1月現在のラオス気温は30度近くある。
ラオスの天候は大きく分けて3種類。
暑期 | 雨季 | 乾季 |
3月〜5月 | 6月〜10月 | 11月〜2月 |
私がラオスを訪れた7月はまさに雨季の真っ只中!
ラオスに行く前、雨季だとわかって行ってい為、毎日雨かもしれないと思っていたが、実際はどうなのかと言うと…
私が訪れた時は湿度も高くなく、カラッとしていて雨に降られたのは最終日のカフェ巡りの時ぐらいでした。
しかしながら、メコン川や滝の水量が多いので、基本乾季の時のような綺麗なエメラルドグリーンは見れないと思った方が良いです。
やはりベストシーズンは、乾季だと思われます!!
必ず水着持参で行ってくださいね!あとくれぐれも雨季の滝に飛び込まないように!
4. インターネット環境
インターネット環境は、比較的整っており、携帯会社が複数社あるため、シムフリーのスマートフォンを持っていけばインターネット難民にはならずに済む。
また、スタバがなく、WIFI基地となる場所がない様に感じるが、ラオスには現代的なカフェやレストランでWIFIが使用可能で、珈琲を飲んでリラックスしながらインターネットを楽しめる。
√ SIMカードの購入と設定方法
ラオス旅に限らず、どの国へ行っても役立つのがシムフリースマートフォン。
海外旅行は情報戦で、短い期間で如何に効率よく多くの観光地を回れるかが大事だと私は思っています。
*「イモトのWIFI」を日本でレンタルするのも良いが、ラオスでは400MB/3日で1,580円と言う制約付き。一方現地SIMは、4GB (4,000MB)でお値段127.5円で、滞在中フルに使っても容量が無くならなかった。どちらが良いかは明らかだと思う。
♦ シムフリースマホ購入の勧め
携帯なんて新しく買ったら高いよね…と思っている方。
ぜひ小米,OPPO,華為(HUAWEI),魅族,ZTE等の格安中国製スマホの購入を検討してみてはいかがでしょうか?
最近世間を騒がすHUAWEIのスマホも、私は使用中ですが、比較的使いやすく、且つ画質が非常に良い(使用中のiPhone6Sよりは断然上)。
私の初代シムフリースマホの魅族も、試用期間4年目ですが、未だ使えます。
基本、日本以外はシムロックはかかっていないので、スマホ購入後、SIMを差し込み設定したら即使用可能です。
最後に忘れてはならないのは、クリップ!スマホのSIMスロットを自力で開ける際に、必須アイテムなので必ず日本から持参しましょう!!
♦ ラオスでのSIM カード購入方法
購入に関しては、下記2つの方法がある。
①上の様なバス停前の売店で、たくさんSIMカードがぶら下がっているので、その中から下記携帯キャリアを選択して購入。しかし、接続設定は別途料金がかかる。
②下記各社の専売店もあるため、そこで購入するとインターネット接続までの設定までやってもらうことが可能。
ラオスの携帯キャリアは、私の認識では3社あります。(他にもありそう。)
- Lao Telecom
- Unitel
- Beeline
私のオススメとしては、Lao Telecomが最も使えると思います。
実際、Unitelは私の携帯では使用不可でしたので…
ブランドで言うと、Beelineが最も有名です。中央アジアでは繋がりやすく大変お世話になりました。ラオスでは使用した経験はない為、憶測にはなりますが、東南アジアの国々で信頼を得ている分、少なくともUnitelよりは使えるかと思います。
1. Lao Telecom
母数で言ったら恐らく一番多い。首都ヴィエンチャンでもルアンパバーンでも売っている売店をよく見かけました。
結局、ラオス滞在中は、このLao Telecomを使用していました。山奥になると繋がりが悪くなるが、都市部では何ら問題なく使用可能です。
2. Unitel
ラオスに入国して先ず最初に購入したのが、UnitelのSIMカード。
売店で購入して、ホテルの方に設定を頼んだが、結局つながることはなかった。
最初に売店でSIMカード代を払って購入し、チャージを電話でするため、現地語が理解できないとチャージは難しい。現地人に設定を頼みましょう。
3. Beeline
中央アジアやブルネイでも見かけた Beeline!旧ソ連の国々でよく見かけたが、やはりロシアの会社でした。
蜂を基調とした黒と黄色のマークが描かれているので一目でわかります。
こちらのURLでマークを確認ください。Beeline Laosの公式HPです。
♦ SIMカード設定方法
基本どの海外SIMでも、APN設定は必要。
APN設定とは、Access Point Name設定の略で、接続先を指定してあげることを意味します。
・アンドロイド携帯
アンドロイド携帯では、設定>モバイルインターネット設定>APN入力欄を見つけられるはずです。そこに、各会社指定のコードを入力します。
私の場合、辺境の国へ赴くことが多く、基本その会社名か「Internet」と入力してあげると繋がるイメージです。
・IOS (iPhone)
IOSですと、手動でAPN設定ができない為、設定>一般>プロファイルで設定する他ありません。
中国へ行く際は、事前にSIMカードを購入してから行く為、プロファイルを会社公式サイトでダウンロードしてから行きます。
APN設定をしていないと、SIMカードを差しても使用できないので要注意!!
5. ラオスでの使用言語
私がラオスで感じた印象は、英語が広く使えて、中国語も中華系の方が多い為、比較的使えます。ローカルの人で観光業を営む方は基本英語が話せる印象です。
しかしながら、ホテルで働く清掃員や食事スタッフはラーオ語しか話せませんでした。
現地の方ともっと交流したいという方は、下記の言語を話せれば十分だと思います。
√ 必要最低限のラーオ語
ສະບາຍດີ (Sabai dii、サバイディー):こんにちわ
ຂອບໃຈ(khob chai、コップチャイ):ありがとう
ເວີຽ(thâo、チャオ):はい(肯定的な返事)
ບໍ່(ba、ボー):いいえ(否定的な返事)
では、今回はここまで!!
次回ラオス観光で必要となる10の知識、残りの5つはPART2でお届けします!
文量が多かったにもかかわらず、最後まで読んでいただきありがとうございました!
では、また次回!再见!!
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