”傷を癒しに山奥の秘湯へ”
今回は、ビシュケクから約1時間半の場所にある Ysyk Ata Resort を紹介します!
キルギスの温泉地は大自然に囲まれており、のどかな放牧地に開かれていました。
アルティン・アラシャンと言うイシク・クル湖の東側に位置する温泉地もかなり有名ですが、私が赴いたのはビシュケクから行きやすい温泉地です。
ただ、我々が想像する温泉とは異なり、まさかの事態に言葉を失うことに。
旅中に負傷した体を治療したい方は、旅先の候補に検討してみてはどうでしょうか。
主に温泉地紹介ですが、ビシュケクの他観光地も合わせて紹介します。
目次【本記事の内容】
√ 温泉地への行き方
先ずは、ビシュケクの東バスターミナルへ向かってください。
・東バスターミナル
▲東バスターミナル
キルギス表記は、Бишкекский восточный автовокзал。
Ysyk Ata Resort行きマルシュの316番に乗車します。
マルシュは、満員になったら出発なので、建物近くのレストランでキルギス料理を食べながら待ちましょう。
▲あったかトマトスープ
・マルシュの車窓
ビシュケク市内をどんどん離れていくと、次第に雄大な大雪山や羊の群れを見ることができ、温泉地への期待が膨らみます。
▲大雪山と羊の群
√ Ysyk Ata Resort (Ысык-Ата)
▲温泉地入り口
場所:下記地図参照ください
概要:Wikipedia参照
海抜1775Mの高度でビシュケクから78キロの場所に位置する。古くは西暦2世紀から3世紀の頃から先住民族に認知されており、19世紀にはヨーロッパ人も訪れるようになった。
周辺の鉱水には治療効果があり、療養所として栄え、現在もキルギス人の憩いの場になっているそうです。
約1時間半の間、塗装がはげている道路を進み続け、車内の揺れが激しく、少々疲れ気味。
終点がこのリゾート地でした。
下車したのは私一人だけ。
何か嫌な予感はしましたが、その予感は確かなものになっていきます。
▲リゾート地は整備された公園が幾つかあります
▲下車する場所は、リゾート奥
下車する場所と帰り乗車する場所は異なるため、要注意です。
▲雄大な自然とイシクアタ川が流れています
▲リゾート地の道は凍結しており、冬場はかなり危険
▲ずっと見てられる自然が広がっています。
リゾーチの奥へ進んでみると、かなり大きなプールがありました。
夏場はおそらく温水プールとして機能しているものと思われます。
それにしても観光客が私一人で不気味すぎる。
▲リゾート地の一番奥で見える絶景
観光地に私一人だけ、且つレストランやお土産屋が全く営業していない。
日本人の私にとっては、温泉地は冬場に栄えている発想だったが、キルギスではどうやら冬場に温泉地へ行く奴はアホだということか…笑
リゾート地は、ソ連時代から続く歴史ある建物が立ち並んでおり、人一人いない状況で、不気味さがさらに際立っている。
▲イシクアタ川に架かる橋を渡り、川の向こう側へ
▲Ulai Mini-hotel
このリゾート地で唯一まともなホテルだと思われる。
レビューを見ると部屋は綺麗で好評らしい。
では、温泉代をオーナーに支払い、早速疲れを癒すことにした。
▲温泉(プール笑)
私が赴いた2年前は、工事中で更衣室が極寒の外でした。
氷点下の中、モコモコに着込んだ服を全て脱ぎ去り、水着に着替えて入浴開始!
▲当然極寒の寒空の中、温泉入る馬鹿は私一人でした
温泉はだいたい40度近くあり、適温でした。
しばらくすると工事の作業員がやってきて、”こいつアホだろ”(筆者想像日本語訳)と笑いながら近寄ってきて絡みに来てくれました。
日本からわざわざキルギスに来て、温泉入りに来てることを伝えて、更に嘲笑をかったわけですが、良いネタになったのではないでしょうか(ポジティブ)
元々温泉に立ち寄ったのは、中国青海湖の旅の途中にチベット族にむち打ちの刑に処されて身体中に傷を負い、癒しを求めてきたのがきっかけです。
この温泉に入って余計疲労がたまりました笑
夏場は快適らしいので、この場所は夏に立ち寄りましょう!
現在は更衣室が完成し、大自然の中裸体を晒す必要はなくなっているので問題なしです!
▲大自然を眺めながら帰宅
帰りは、5時頃に入り口近くに停車しているビシュケク行きのマルシュに乗車し、帰還。
繰り返し言いますが、乗車場所と下車場所が異なるため注意です。
▲1時間半車窓で楽しむ
√ ビシュケク街ブラPart2
キルギス旅最終章ということで、ビシュケクの観光地を簡単ですが紹介します。
ビシュケクに来たら先ず行って欲しい観光地三選です!
1)オシュバザール
▲オシュバザール正門
オシュバザールは、キルギス人の食卓には欠かせない多くの食材が揃えられており、他にも観光客用のお土産、または衣料品も販売している大規模なマーケット。
▲豊富な野菜
▲豊富な果物類
▲パスタ等
▲キルギスおなじみの円形のナン
私は、中国カシュガルから陸路でキルギスに来ましたが、中国にもこの類の巨大マーケットがあり、周辺国のカザフやウズベキスタンでも見かけたことから、シルクロード圏の文化は共有してきたことが伺いしれる。
2)アラ=トゥー・スクエア
キルギス名は、Ала-Тоо Аянты
▲広場からの眺め
ビシュケクのランドマークであるマナス像とキルギス国旗、博物館が一望できる広場だが、ビシュケク一番の絶景だと思う。
▲広場とかなり広い道路
ビシュケクの中心部ということもあり、多くの人が通行し、交通量も多い。
▲別アングルから撮影
一日中見れるので暇な方はぜひ!
3)ビシュケクの芸術公園
▲公園内の彫刻
ビシュケク市内を散歩していると、芸術品が点在している公園を見つけることができる。
私自身そこまで芸術に興味はないが、一般に解放されている公園で完成度の高い芸術品が点在しており、散歩するだけで楽しい。
好きな人からしたら一日中入りびたれるのではないでしょうか。
▲カップルのデートスポットになっています
今回でキルギス旅編は終了です!
キルギスでは多くの人から助けてもらい、過去23の国と地域に訪れましたが、再渡航したい国ベスト3には余裕で入る素晴らしさでした。
将来大切な人と再度訪れたいと思います。
では、また次回!再見!!!
▼キルギス旅関連記事は下記です!
ぜひご覧ください!
🇰🇬 秘境キルギスタン 湖底に古代遺跡が眠る?!イシククル湖
🇰🇬秘境キルギスタン 天山山脈の麓にそびえ立つブラナの塔!
🇰🇬 秘境キルギスタン:マナス大学見学と日キル交流
🇰🇬秘境キルギスタン ビシュケク街ブラ方法と新たな出会い編
🇰🇬秘境キルギスタン オシュ:キルギス旅支度と切ない別れ編
🇰🇬秘境キルギスタン オシュ在住某一家に居候記