”香港生活のスタート”
今回は、香港生活に不可欠な【 香港IDカード 】の作り方をレクチャーします。
香港生活がスタートし、先ずは生活準備に何かと必要な香港IDカード(通称:香港身份證)を申請方法から受領までの一連の流れを解説していきます。
事前にネット予約をし、觀塘にある「人事登記處」へ赴いて申請したのち、日を改めて香港IDカードを受領するまでを綴っていきます。
どなたかの香港生活のスタートに役立てば幸いです。
目次【本記事の内容】
1. 香港IDカード申請予約方法
香港IDカードは、香港の入国管理局によって発行された公式の身分証明書です。
法令によると、香港に180日以上住む11歳以上の居住者は、香港に到着後30日以内に香港IDカードに登録する必要があります。(Wikipedia参照)
入国管理局は繁忙期ですと人でごった返している為、予約していくのが賢明な判断かと個人的に思います。
<事前予約方法図解解説>
1. こちらのサイトにアクセスしてください。
2. 下記緑のボタンを押します。
3. 「預約」を押し、同意事項に同意すると、このページに移ります。
甲乙丙丁の必要記入事項を埋めていきます。
甲の部分は、写真の通り埋めていただいて問題ございません。
乙の旅券番号は、日本のパスポート番号であるアルファベット2文字+数字7字の後ろ6桁を入力してください(例:AA1234567の場合、234567と入力。)
生年月日も記入し、次の丙のステップへ。
4. 丙では、適当に4文字番号を打ち、丁では頻繁に見るそのまま文字を打ち込むだけ
5. 一番近くの登記所で予約してください
上記日にちは、その日以降しか予約が空いていない事を指しています。
6. 希望の時間を指定して次の項目へ!
7. 予約のリマインドメールを送ってくれるサービスです
8. 予約確認の画面です。良ければ確認ボタンで予約完了です。
2. 人事登記處への行き方
上記にて入国管理局オフィスを選択する項目がありましたが、下記より住所から最も近い場所を選択ください。
<入国管理局オフィス場所一覧>
それぞれ営業時間が異なるためこのURLよりご確認ください。
香港オフィス:8/F, Immigration Tower, 7 Gloucester Road, Wan Chai (MTR Wan Chai Station – Exit A5)
九龍オフィス:3/F, Cheung Sha Wan Government Offices, 303 Cheung Sha Wan Road, Sham Shui Po (MTR Sham Shui Po Station – Exit C1)
觀塘オフィス:Office 3, 2/F, Manulife Financial Centre, 223-231 Wai Yip Street, Kwun Tong (MTR Kwun Tong Station – Exit B1)
火炭オフィス:Shops 405-407, 4/F, Jubilee Square, 2-18 Lok King Street, Fo Tan (MTR Fo Tan Station – Exit C)
元朗オフィス:1/F, Yuen Long Government Offices, 2 Kiu Lok Square, Yuen Long
(MTR Long Ping Station – Exit E) (Light Rail Hong Lok Road Station)
私は、諸事情で觀塘オフィスで申請を行いました。
火炭を希望していましたが、直近で予約が空いておらず、2番目に近い觀塘を選択した次第です。
では、觀塘オフィスへの行き方を簡単にレクチャーします。
✓ 觀塘オフィスへの行き方
まずは皆さんの最寄駅から觀塘線觀塘駅で下車します。
人事登記處へ向かうので、B出口から出ましょう。
B出口から人事登記所までは、徒歩で約10分程度です。
人事登記所までは、ほぼ直線なので、迷うことなく到着すると思います。
予約時間の少なくとも15分くらいまでには着いていると良いでしょう。
エアコンが過度に効いた1階フロアから3階フロアまでエスカレーターで上がっていきます。
角に人事登記所があります。お疲れ様でした。
3. 手続きフローの紹介
簡単に下記にて手続きフローを紹介していきます。
持ち物ですが、パスポートと住所をメモってくるだけで十分でしょう。
⑴番号札を受け取り、チェックイン作業を上写真左手にあるコンピュータにて行います。
氏名や住所等を登録し、自分の番号が呼ばれるのを待ちましょう。
⑵前方の掲示板に自分の番号が表示されるのを待ちます。
番号の横に二桁の部屋番号が表示されます。
⑶番号札を持って指定の部屋で登記手続きを行います。
職員のおばさんと簡単に挨拶し、住所の確認と、パスポート情報の確認。
加えて、両手の人差し指の指紋登録、並びに香港IDカード表面に載る写真撮影を行います。
私の場合、髭を剃り忘れ、完全に疲れ果てたおっさんの写真になってしまいました。
くれぐれも皆さん。前日は良い睡眠と当日の外見チェックはしっかり行いましょう。
⑷少々待ったのち、仮の香港IDを受け取ります。
上記用紙を指紋登録をしてもらったおばさんから貰えるので、その紙を次の仮香港ID発行者へ手渡します。
仮香港IDは、学校での学生登録の場でも、携帯電話契約の際にも使えます。正式に発行された後に提出する必要がありますが。
私場合は、携帯電話契約、学生証の入手を早々と済ませたかったため、優先事項としてまず香港IDカード登録を先行して行いました。
取得日が指定されますので、その取得可能期間中に再度觀塘オフィスを訪れる必要があります。
⑸再度觀塘オフィスへ!
また来ちゃいました。
約10日ぶりで、香港生活も若干慣れてきた頃です。
本日をもって堂々と香港市民であると宣言できます。
⑹【領證】と記載のある列に並びます。
仮の香港IDを渡すだけで問題ありません。
念のため、パスポートも携帯していきましょう。
⑺ 香港IDカード 受け取り完了
念願の香港市民になりました!
さあ!携帯電話、銀行口座開設、学校の諸々の手続きを片付けるぞ!!!
今回はここまで!
次回も香港にまつわる話題について綴っていきます。
では、また次回!再見!
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