🇨🇳少数民族訪問!広東省瑤族の千年瑤寨訪問記

“少数民族の里”

今回は、中国の55ある少数民族の一つ「 瑤族 」を訪ねに、広東省清遠市を訪れました。

瑤族が住む地域は、車でないと訪れるのが難しい立地で、行く途中に心配になるレベルです。

この里は”千年瑤寨”と称され、千年の歴史がある瑤族の一族が代々守ってきた伝統的な集落です。山の斜面に古い建物が所狭しと並び、荘厳な雰囲気を感じられます。

そんな千年瑤寨の「南岗村瑶寨」の魅力を今回は記していく事にします。

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目次【本記事の内容】

✓千年瑤寨へのアクセス

・千年瑤寨「南岗村瑶寨」の場所

地図からわかる通り、山の中に位置します。

グーグルマップだと、入り口からかなり外れてはいますが、全体的な規模でいうと、かなりの面積を誇ります。

アクセスは、車を借りていくのがベストですが、広東省や湖南省に住んでいない方は下記方法を参照するのもありかと思います。

<日本語訳>

廣州羅冲圍客運站からバスで連南駅バス停まで行き、降車後バスで三排鎮まで行き下車。その後、バイクタクシーで千年瑤寨までいく。但し、坂道が続くので、バイクの後ろに乗っているのが疲れてくると思います。

<原文>
广州罗冲围客运站乘坐连南车到达汽车站下车后坐公交车直达到三排镇下车再打摩的到千年瑶寨或坐本站连山车直接在三排镇下车再打摩的到达(参照:百度百科

✓“千年瑤寨”と “瑤族” について

中国人ですら瑤族の存在を知らないほど、かなりマイナーな少数民族。

香港に戻ったのち、中国本土出身の友人と瑤族について話したが、誰も知りませんでした。中国には漢族含めて56の民族がおり、全て把握するのは無茶だと。ごもっともですね笑。

ここでは、千年瑤寨とそれを築いた瑤族について紹介します。

1. 千年瑤寨の歴史

瑤族

実際、千年瑤寨の起源は定かではないが、少なくとも宋の時代(960年 – 1279年)から存在しているとの事。

秦や漢の時代の”长沙武陵蛮”の一部が、封建制度による支配や戦乱から逃れ、山深くのこの地に居住したと言われている。

遙王と呼ばれる王によって周辺地域は統治され、規律(処刑方法等)に則って統治されていた。

山深い立地のおかげもあり、他民族の侵略から何度も防ぎきっている。

連南にある8つの居住群の中でも最古で、最大規模を誇り、明や清朝時代の遺跡を多く残し、古き良き瑤族の伝統文化を堪能できる唯一の場所であると言えます。

 

2.瑤族 とは?

瑤族

中華人民共和国が規定する56の民族のうちの一つ。

人口は全体で約310万人。中国南方(湖南,廣東,廣西,雲南等)やラオス、ベトナム、タイにも居住している。アメリカやカナダへの移民者もいる。

言語は、多種多様な言語を操り、主に瑤文を操るが、周辺の壯語,苗語も操る様子。

神話や民間舞踊などもあり、中国にいる民族の中でもかなりの歴史を誇る民族と言えます。

 

3. 料金参照

ウイチャットでの購入だと若干安くなります。

学生割についてですが、中国本土の学生さんに限り権利があります。

大人:窓口98元,ウイチャット80元

幼児/老人/学生:窓口49元,ウイチャット45元

カップル割:窓口196元,ウイチャット156元



✓千年瑤寨観光の様子

当日9月28日から1泊2日で千年瑤寨へ赴きました。

10月1日の国慶節祝賀ムード真っ盛りの時期で、至る所で中国国旗である紅旗を見かけました。

今回は、私と、広州在住の友人と千年瑤寨へ赴いた記録を綴っていきたいと思います。

・先ずは広州から車で連南市へと赴く。

瑤族

昼1時ごろに出発しましたが、連南につくために約4時間ほどの時間を要しました。

私が運転して友人の負担を軽減させてあげたかったのですが、中国での運転は危険すぎてさすがに諦めました。

瑤族

瑤族

車窓はかなり綺麗で、連南に近づくにつれ、山深くなっていきます。

桂林で見れるような山々が連なり始め、中国観光に来た感が出てきました。

・南崗排瑤寨に到着

瑤族

友人に心からお疲れ様でしたと言いたい。

かなりの遠征。山道ばかりで、百度で見たバイクタクシーで行く生き方は現実味に欠けると思う。笑

入り口で中国語か広東語のどちらかでチケットを購入。

瑤族

千年瑤寨の入り口。荘厳な雰囲気。既に太陽が沈んでおり、観光客もまばら。

瑤族

長い長い果てしない階段を登っていき、予約していたホテルへ向かう。

瑤族

瑤族

道端では瑤族の民芸品が売っている店もあり、興味ある方はぜひ。

・ホテル到着!

瑤族

あらかじめ予約していた【云山瑶家民宿】に宿泊。一部屋一泊158元。

暗すぎて写真が鮮明ではなく、リンクからホテルの部屋や外観をご覧ください。

日の出を拝める素晴らしいホテルです。鍵がもろく、治安面は少々悪い。

・农家菜を食べる!

瑤族

“清远鸡”と呼ばれる中国全土に名が轟く有名なブランド鳥を食すことに。

鳥料理を注文すると、カゴに入っている一匹をその場で屠殺し捌いて料理を作ってくれる。

瑤族

まだ動いており、まさに衝撃的な光景でしたが、命に感謝し食します。

瑤族

黑米を蒸留して作った現地の地酒。鳥料理と一緒にいただきました。なんとも不可思議な味。胃が弱い人は一瞬でやられそう。

・千年瑶寨を街ブラ

瑤族

犬が放し飼いされており、彼らを挑発しないように歩いていく。

ミャンマーマンダレーで野良犬に追いかけられたのが今でもトラウマだ。

瑤族

野良犬が湧いてきます。笑

瑤族

▲得金石と呼ばれている。言い伝えでこの下から金が出てきたという場所。触ると金運アップするらしいので触るだけでなく、擦ってきました笑

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▲水道管むき出しで張り巡らされている。

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▲歴代の瑤王の中でも評価が高い盤古王を祀る場所。

瑤族

▲星がめちゃくちゃ綺麗でした。都会育ちの私は、ここまで綺麗なのは生まれて初めてでした。

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▲王の墓石。代々王はこの類の墓石の中で眠ることになっていたが、最後の王だけは伝統を拒絶し別の場所に埋葬されたとのこと。

多くの墓石が、文化大革命の犠牲になり、破壊されてしまったのが悔やまれる。

・思わず息を飲む絶景<日の出>

瑤族

早朝6時20分。ホテルのバルコニーから日が差してきました。

外へ出ると、中国桂林を彷彿とさせる水墨画のような世界が。

瑤族

周辺も徐々に明るくなっていき、雲海と明るい日差しが荘厳な雰囲気を演出します。

瑤族

太陽が現れました!さっきまで煩かった周りの観光客も静粛ムードに。

瑤族

まさか中国に来てここまでの素晴らしい日の出をみることになるとは。。。

瑤族

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終始感動。ここ数年間でもっとも素晴らしい朝を迎えました。

この日の出を私に見せるために、友人は長距離を運転してくれたんだと言ってくれ、本当に感謝感謝です。




・早朝も千年瑤寨を観光

瑤族

透き通るような青空。

瑤族

朝方も快晴で、素晴らしい絶景を拝めます。

瑤族

朝ごはんは周辺で炒麵を食べて済ませ、早々と観光を再スタート。

・太平天国の乱を指揮した㓋秀全が布教しに来た時の館

清朝末期に中国全土を巻き込んだ太平天国の乱のリーダー㓋秀全の布教館も現存しています。

瑤族

同志を増やしていくために、こんな山奥まで布教しに来ていたとは。

瑤族

ここでは、同時に“瑤族制”と呼ばれる彼らの規律を紹介するコーナーも設けられています。

・瑤王の館

瑤族

前述した瑤族の王が住んでいた館も現存しています。

過去周辺の集落まで統治をしておりました。

瑤族

・瑤族舞踊

瑤族

チケットの半券におまけでついている瑤族の伝統舞踊閲覧券。

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会場が集落から若干距離があり、そこまで行ってみる価値があるのかと言われてると正直無いです。ただ、女性が傘を振り回してスキップしているだけで特別感はありません。

瑤族

ただし、千年瑤寨を一望できるこの景色をみる価値はあります。

今回は、ここまで!

悠久の歴史を持つ少数民族:瑤族の集落紹介はいかがでしたでしょうか。

日の出を見に来るだけでも十分来る価値はあるかと存じます。

次回は、ガラス大橋で有名な古龍峽を紹介します。現在中国で最もホットな建築物の一つではないでしょうか?

では、また次回!再見!!!



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