🇨🇳チベットが魅せる驚異の大自然!〜日喀則への道中編〜

“ チベットの大自然 ”

今回は、西藏自治區が誇る”チベットの大自然”をご紹介!

チベット仏教の寺院・修道院の様な文化的遺産が多く、チベット観光のメインは歴史的建築物である様な印象を持たれてる方も多いかと思います。

ただ、チベットは手付かずの自然が残る桃源郷でもあります。かつて見たことがない様な地球が魅せる本気の大絶景を至る所で鑑賞できるのも魅力です。

今回は、そんなチベットの大自然を、チベット第二の都市:日喀則までの道中にある各スポットごとに紹介していきます。

目次【本記事の内容】




✓ 雅鲁藏布江

チベットの大自然

チベットで最も長い川であり、且つ世界で最も高い大河である。

チベットの大自然

ラサ市内から日喀則へ向かう最初の撮影スポットで、あまりの美しさに言葉を失うが、あくまで始まりに過ぎなかったことを後々知ることとなる。

チベットの大自然

最終の合流地点は、沐浴で有名なガンジス川に繋がっていることも意外性あり。

チベットの大自然

加えて、チベット高原を離れると、世界でも最も大規模で深い峡谷を刻み、雅魯蔵布大峡谷を形成している。

チベットの大自然

▲展望台

チベットの大自然

▲可愛い羊がお出迎え

チベットの大自然

▲ボーッと景色を眺めていると、地面が凍結しており転倒する可能性も。お気をつけください。

参照:ヤルンツァンポ川

✓ 雅江河谷

チベットの大自然

海抜4280mから眺める峡谷。

チベットの大自然

最初のトイレ休憩スポットであり、多くのお土産屋が営業している。

こちらでは、一回10元で珍獣と一緒に写真撮影ができるコーナーがあり、丸々太った珍獣とモフモフしながら戯れることができる。

チベットの大自然

私は笑いながら「養得很好!」と言って通り過ぎたが、かなりしつこく勧誘してくるので嫌なら無視。

ちなみに珍獣とは後述する観光地でも撮影が可能です。




✓ 羊卓雍措

チベットの大自然

ナムツォ(納木錯)、マーナサローヴァル湖と共にチベット三大聖湖と呼ばれる。

チベットの大自然

標高4441mに位置する湖で、濃い青色の湖、奥にそびえる6000m級の雪山、そして透き通る青い空のおかげで正に絶景でした。

チベットの大自然

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縁起物の白色の“ハダ”(リンク参照)が多く掲げられており、チベット人の祈りの場でもある。

チベットの大自然

チベット仏教に伝わる言い伝えでは、羊卓雍措は龍女の化身であり、女護法神が立ち寄る場所であるため、聖湖と呼ばれ信仰対象となっているらしい。

チベットの大自然

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車で湖の辺りまで乗せて行ってくれる。

チベットの大自然

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寒過ぎて凍え死にそうだったので、美しい景観をバックに記念写真を数枚撮って車へと引き返す。確かに美しい。

参照:羊卓雍错

✓ 昼食休憩

チベットの大自然

羊卓雍措を出発し、数十分で小さな集落にたどり着く。

チベットの大自然

この類の様式の建築物は、チベット自治区内だけでなく、四川省や青海省のチベット族の集落でも見たことがある。

チベットの大自然

どの集落もこの様な鬱蒼とした大地の中に位置している。

チベットの大自然

本当は撮影するとまずいが、こちらはチベットの至る所で見ることができる共産党の拠点。

チベットの大自然

ローカルのレストランにて昼食。

西紅柿炒雞蛋面!美味しく頂きました。お値段20元。

胃袋をちょうどよく満たし、次なる絶景スポットへ!




✓卡若拉冰河

チベットの大自然

チベット三大大陸型氷河の一つ。

チベットの大自然

氷河へ至る道には、チベットの奥地で頻繁に見かける石の積み上げ物が至る所にある。

チベットの大自然

こちらの氷河も信仰対象なのだろう。

チベットの大自然

個人的に氷河を直で見るのは初だったため、ただただ感動。

他の観光スポットと比べてダントツで寒かったが、その圧倒的スケールの氷河を間近で見ることができるのは良い経験でした。

✓ 紅河谷

チベットの大自然

1996年に発表された「紅河谷」の撮影地。

卡若拉冰川の一つであり、その圧倒的スケールの氷河は圧巻である。

チベットの大自然

チベットの大自然

チベットの大自然

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観光地として綺麗に整備されており、ストゥーパ(仏塔)もある。

語彙不足で申し訳ないが、ただただ凄いの一言。

「紅河谷」を実際に見てみるのもありかもしれない。

✓ 斯米拉神山

チベットの大自然

こちらが標高4353mに位置する今回最後の絶景スポット:斯米拉神山。

チベットの大自然

湖の色は前述した羊卓雍措を彷彿とさせる。

チベットの大自然

チベットの大自然

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そこまで規模が大きくないスポットだが、見応えある絶景を楽しめる。

チベットの大自然

この体制で落下するのは不可能では?とクスッと笑える標識もあります。

写真を撮影するのに夢中で足を滑らすことがない様に気をつけましょう。

チベットの大自然

荒々しい山肌の峡谷と青緑色に光る湖面。

チベットならではの光景にはただただ贊!贊!贊!贊!贊!(贊:中国語で褒め称える時に使う表現。)




✓ 日喀則 白居寺

最後に、チベット第二の都市で著名な寺院を紹介します。

日喀則は、昔チベットの高僧であるパンチェンラマが代々拠点としてきた場所。

白居寺では、代々のパンチェンラマを信仰対象として祀っています。

チベットの大自然

大経堂と、仏塔(トムかストゥーパかは不明)。

一般的に、トムはラマ(ダライ・ラマかパンチェン・ラマ)の全身が入っており、ストゥーパは彼らの一部分が入っている仏塔。

チベットの大自然

吉祥多门塔。1414年に完成。

仏塔の中は、10万もの仏像や数多の装飾品に彩られている。

チベットの大自然

ガイドさんによると、歴代パンチェン・ラマが眠っていたトムの内、4代目と10代目以外は全部文化大革命時代に壊されてしまったとのこと。

白居寺自体も、文化大革命による破壊の犠牲となり、多くの建物が無残に破壊されてしまった。歴史的遺産を悉く破壊してしまった文革時代は正に中国現代史の闇である。

チベットの大自然

ここで、チベット人ガイドさんにある質問をぶつけてみた。

“現在のパンチェン・ラマ11世は本物なのか?!”

私個人の認識では、ダライ・ラマ14世が認定したパンチェン・ラマ10世の転生者である本物は共産党政府下で厳しく管理されており、代わりに政府が認定した偽物が現在公式のパンチェン・ラマ11世としてチベットに鎮座しているというもの。

現在ダライ・ラマもパンチェン・ラマも転生者認定には中国政府による認定が必要となっている。

チベット人ガイドは、私の耳元で下記の様に言い放った。

“他是假的,真正的他在北京的監獄裡…”(彼は偽物だ、本物は北京の牢屋の中だろう…)

上記が腹に一物抱えているが公言できないチベット人の本音なのだろうか。

チベットの大自然

ダライ・ラマ14世は、現在84歳のご高齢である。

転生者認定は代々パンチェン・ラマらによる高僧によって選定されてきたが、次の代の15世は政府の息がかかったパンチェン・ラマが認定するであろう。

私自身チベットで多くの信仰深いチベット人と交流を重ねてきた。

彼らは転生を前提とした生活をし、現世の行いが来世でも起きると信じて、徳を毎分毎秒積んでいる。私は彼らの生き方に感銘を受けてきた。

政府による締め付けがあろうと、地道に真摯に信仰を重ねる懸命な姿を…。

そんな彼らが信じるチベット仏教の何世紀にも渡って続いてきた転生の歴史が根本から崩れようとしている現状を実際に感じて心底心が痛む。

チベットの大自然

チベットの大自然に触れたのは人生の中で相当貴重な体験で、決して忘れることはないでしょう。

それと同時に、白居寺で感じたチベットの悲惨な現状も忘れることができず、引き続きチベット問題に関心を持っていきたいと感じました。

今回はここまで!

次回は、世界最高峰エベレストを中国から見た模様をお届けします!

では、また次回!再見!!

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