“輝く雲海”
今回は、ネパールの観光都市ポカラで最も人気のあるスポットの一つである”サランコットの丘”を紹介します。
雲海から太陽が昇る様はまさに絶景。
常に絶景を一望できるわけではなく、雲海と朝日とヒマラヤ山脈が織り成す大パノラマを観れるか否かは運次第。
当日強運を持っていた私は朝日で輝く雲海とヒマラヤ山脈を一挙に見ることが叶いました。
一度は見る価値のある絶景を今回はご紹介いたします。
目次【本記事の内容】
✓ サランコットの丘 概要
1. 場所
ポカラを訪れれば必ず赴くペワ湖の北部、標高1592mに位置する。
2. 行き方
ポカラの町中心部から車で片道30分程度で朝日を眺めるビュースポットに到着します。
往復で価格は2,000ルピーでした。
宿泊したホテルで前日に予約しておくのがベストです。
朝5時半には既にタクシーに乗っていました。
3. サランコットの丘とは
ネパールの人口第二の都市:ポカラにある観光地。
アンナプルナ、マチャプチャレ(6993m)などヒマラヤ山脈を一望できる観光地としても知られており、パラグライダー等のアウトドア・アクティビティも盛ん。
参照:サランコットの丘
ポカラを訪れたら恐らく数回は赴くと思われます。
私は、朝日鑑賞とパラグライダーでした。
パラグライダー体験は、別途パラグライダー編として別記事で紹介します。
✓ ヒマラヤ山脈とアンナプルナ
カトマンズからポカラまで飛行機で訪れた方は既に展望済みだとは思う。
ただ、ヒマラヤ山脈を心ゆくまで一望できるスポットで且つ手軽にアクセス可能なスポットは恐らくサランコットがNo. 1である。
アンナプルナ等、ポカラ発の登山で有名な峰々が一望できる。
朝以外でも、昼間はパラグライダーで空中を飛びながら眺めることも可能である。
正直ポカラで最も記憶に残っているのは、サランコットから眺める景色でした。
運が良ければ雲海も合間ってヒマラヤ山脈+雲海+朝日という大絶景を眺めることができ、感動間違いなし。
✓ 雲海と朝日鑑賞の様子
時系列に沿って、サランコットの朝日の見方や最も運が良い場合の景色をご紹介します。
5:30 am
宿泊したホテルから車で約30分かけてサランコットの丘に向かいます。
山の道中は電灯が全くなく、運転手の長年の経験を元にどんどん坂を登っていきます。
途中から濃霧の中にも入るので、更に視界不良に。
入場料をこの山道の途中で支払います。(50ルピー)
チケットを受け取るので、それを無くさず持っていてください。
6:00am

サランコットの丘、朝日のビュースポットまでの入り口に到着。
足元が見えないので、スマホのカメラで照らしながら登っていきましょう。
暫く登るとビュースポットに到着します。
ただ、もう一つ丘を登る必要があります。
その丘の入り口で入場券を提示して通過した後、丘をそのまま一番上まで登ってください。
ビュースポットに到着です。
展望台の上は既に多くの観光客で賑わっていました。
展望台には野犬が彷徨っており、私は朝日が登るのを待つ間、持ってきた朝食用のナンを野犬に分け与えていました笑
6:30 am〜
野犬が私になつき始め、野犬に餌をやる行動に周りの観光客が引き始めた頃、ようやく空が明るくなってきました。
同時に朝日が昇る方向もはっきり分かるようになりました。
徐々に雲海も朝日で照らされ始め、若干薄紫色に変化していく様は美しさの極み。
では、朝日が魅せる圧倒的な大自然のパノラマをご覧ください。
美しすぎる…
朝日は数分ではっきり見えるようになります。
雲海から徐々に登ってくる太陽。
標高が高い山頂から眺めないと一望できない景色だと思ったが、標高1,500m程度でこの景色が眺められるのは素晴らしすぎる。
空の青、朝日の橙、雲海の薄紫が独特の景色を創り出している。
写真からでは伝わりにくいが、ヒマラヤ山脈が左手に見え、朝日+雲海+ヒマラヤ山脈を同時鑑賞という、まさにサランコットならではの自然の神秘である。
ちょうど太陽全体が登りきると、ヒマラヤ山脈も雲海も本来の色を取り戻す。
この景色も正に圧巻。
太陽が輝きだすと、雲海全体も輝き始める。
このタイミングはほんの数分で終わってしまうので、シャッターお忘れなく。
展望台の下を見下ろすと、雲に飲み込まれそうな集落が見える。
ここまで規模の大きい雲海を低高度で眺めたのは人生初でした。
景色を眺めるのと同時に写真撮影にも必死でした。
基本展望台より下は雲海に囲まれており、低高度で360度雲海という景色は珍しいかと思います。
7:30 am
完全に太陽が昇りきり、太陽を直視できなくなると朝日鑑賞は終了です。
仲間たちと記念撮影を行い、下山していきます。
下山途中、なんとも写真映えしそうな天空のテラスがあります。
下山道はお土産屋でいっぱいです。
実演込みで商品をアピールしてくるので、早朝から頑張る店のおばさんたちに貢献したい方は購入を検討ください。
私は財布を持ってくるのを忘れて、少量しか金を持っておらず買えませんでした…笑
下山中、家が雲の上に建っているような景色を一望できます。
まるで童話のような世界を下山中も楽しめます。
サランコットの丘の入り口まで戻り、運転手を探したのち、再度ポカラ市内へ戻ります。
これにてサランコットの朝日鑑賞は終了です。
ポカラ市内に帰っても朝8時ですので、体力があればその日に日本人が開山した日蓮宗のお寺にいくことをオススメします。優しい日本人住職が出迎えてくれます。
では、今回はここまで!
次回は、サランコットの丘でパラグライダーした経験をシェア致します!
では、また次回!再見!!!
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