“あゝ、京都よ”
今回は、まるで”香港版の天橋立?!“こと”橋咀島“をご紹介!
京都が愛おしい私からすると、橋咀島の風景は京都の生活を懐かしく思い出します。
橋咀島も無人島ですが、夏のシーズン期には多くの観光客で賑わいます。
今回は簡単に、香港の無人島:橋咀島への行き方と旅模様を、2パターンの楽しみ方に分けて紹介します。
目次【本記事の内容】
リンモクSNS情報
下記私の各SNSでも、橋咀島を紹介しているので是非ご覧ください!
Instagram: Lingmuk.hk
✓”橋咀島” 概要
1. 場所
橋咀島は、西貢碼頭から15分ほどで到着する無人島で、最もアクセスが簡単な地質公園の一つとも言われている。
地図で見ると橋咀島の砂浜から海上に向けて白色の道が伸びて陸地と繋がっているのが分かると思う。
これは連島沙洲と言い、、潮が引いている時間帯は歩いて対岸の“橋頭”に渡れます。
周辺には、カヤックを楽しむ人々やダイビングを楽しむ人々、ハイキングをする人々等、シーズンはとにかく多くの人で賑わっています。
2. 歴史
橋咀島は1979年に郊野公園となり、香港最小の離島郊野公園。
2009年に香港国家地質公園としてオープンした8つの地質公園の内の一つ。
1億年以上前に火山爆発で創り出された地層群を見ることができる。
地質学的に見れば、橋咀島の歴史は白亜紀から始まることとなり、島で見られる独特な風景がその悠久の歴史を今に伝えている。
✓ 橋咀島への行き方
基本西貢碼頭へ赴けば、橋咀島往復便チケットを販売している業者を複数見かける。
私たちグループは、”貓記“と言う業者を利用。
30HKDで橋咀島と西貢碼頭の往復が可能。
実は、橋咀島のみを見るコースと、島周辺の海上から出ている奇岩巡りツアーを含むコースの二通りある。
下記にて両パターンお見せしたいと思います。
✓ “橋咀島”観光の様子
1. 奇岩巡るツアー(天候:曇り)
一時期ある香港人女性と一緒に各島を巡っていたのだが、橋咀島もその一つ。
西貢碼頭で往復50HKDを支払い、奇岩ツアー込みの西貢碼頭~橋咀島往復チケットを入手。
約20分ほど船で揺られ、橋咀島周辺の海域に到着。
毎回船に乗るとテンションが上がります。
動物の形をした岩や、橋咀島の岸壁に空いた洞窟等、奇岩をゆったり眺めつつ橋咀島の港に上陸していきます。
下船後、ハイキングコースに沿ってゆっくり登っていきます。
道は全くもって険しくなく、単純なハイキングトレイルです。
半月灣の砂浜では、香港人の団体客が休日を満喫しておられました。
なぜ、半月灣と呼称するのか?!
理由は、橋咀島の高台から望めば一目瞭然です。
単純に湾内が半月形になっているだけだと思われます。
綺麗な白い砂浜のビーチ!!!
ここでテントを張ってBBQしながら友人と過ごしたら最高だろうな…と。
雑木林を道に沿って、ゆっくり島の反対側へと歩みを進めていきます。
遠方に、海上に道ができている連島沙洲を目視で確認!
天気は余り良いとは言えず、写真映えはしませんが、こちらの景色は京都の天橋立を思い出させてくれます。
大体1時間もかからず、島の反対側へと行くことができます。
橋咀島のメインである連島沙洲に関する説明は、晴れの日に赴いた“橋咀島のみを見学するパターン”でご紹介します。
2. “橋咀島”狙い撃ちツアー(天候:快晴)
当日天気は快晴!!!
前述した通り、30HKDを支払い貓記の船に乗船。
最高のコンディションで大海原へと飛び出します!
離島旅はやはり快晴に限りますね!!!
暗くどんよりした空と、どんよりした海の色では、微妙ですからね(笑)
今回上陸した港は、奇岩ツアーで上陸した港とは別の場所に位置しており、連島沙洲に近い場所に位置している。
西貢碼頭に帰る際も同じ港から船に乗船します。
砂浜沿いを歩いて進んでいくと、連島沙洲が目の前に!!!
美しすぎますね…
両サイドから波が押し寄せるため、土砂が堆積して連島沙洲が形成されたものと思われます。
足元には細心の注意を払って“橋頭”へと上陸してください。
勢いのある波にバランスを崩されると、即転倒です、ご注意を。
ちなみにこちらが、天候が曇りの際に訪れた”連島沙洲“。
美しさが微妙ですよね…
当日は、天気の悪さに萎えてしまい、且つ水深が若干高く“橋頭”に渡りませんでした。
そのため、天気が良い日に漸く連島沙洲のリベンジが叶いました。
海上を歩いて渡れる….アドベンチャー感のある橋咀島は誰でも楽しめるかと思います。
橋頭に上陸!!!
実は、橋頭にも小規模だがハイキングトレイルがあります。
10分そこらで橋頭の反対側へとたどり着けます。
反対側に来る人は、ビーチが賑わっている日でも比較的少なく、静かな環境でゆったり海辺を楽しめます。
海水の透明度たるや!!!
この透明度を見せられると泳がないわけにも行かず、水中で少々涼んだのち、結局30分ほど橋頭の反対側でゆっくり海を眺めていました。
こちらが橋頭の反対側。
港近くのビーチは人で溢れかえっていましたが、こちらは私含めて10人もいない。
橋咀島を訪れた際は、橋頭裏側をゴールとして設定すれば間違い無いです!!!
橋咀島でみるべき観光名所の一つに、菠蘿岩があります。
香港好きの方なら皆大好きだと思われる菠蘿包に姿が似ている事からその名が付きました。
橋咀島へ赴いた際は、菠蘿岩を見つけてみてください!
私たち一行は、結局頻繁に出ている西貢碼頭行きの貓記船で島を離れました。
私が好きな京都の天橋立を想起させる連島沙洲。
美しすぎましたね…
今度は橋咀島の近海でイカ釣やダイビングにも挑戦してみたい。
橋咀島も香港に数多ある無人島の一つですが、おそらく最もアクセスがし易い無人島だと思われます。
“無人島を訪れる”
等の、非日常的な体験を欲している貴方!
橋咀島は貴方を満足させること間違いないと思います。
大切なご友人やご家族と、是非是非橋咀島にて余暇をお楽しみください。
今回はここまで!!!
次回以降も香港の離島記録を綴っていきます。
では、また次回!再見!!!