“海苔が美味い”
今回は、香港最南端の有人島:”蒲台島“を紹介!!!
最近無人島ばかりを攻め過ぎた為か、”無人島マニア“と呼ばれてしまった為、これ以上皆様に引かれない様に、万人受けしそうな有人島の蒲台島を紹介!
透き通った海が最も印象的な島だが、直射日光を遮るものがほぼ無い為、皮膚組織にトドメをさせる日焼け愛好家が喜びそうな島でもある。
今回は、そんな美しき離島:蒲台島の行き方と観光スポットを紹介していきます!!!
*島に渡航する度に情報を更新していきます。
目次【本記事の内容】
リンモクSNS情報
下記私の各SNSでも、蒲台島を紹介しているので是非ご覧ください!
Instagram: Lingmuk.hk
✓ “蒲台島”概要
蒲台島は発電機で島の電力を賄っている有人島で、約100人ほどが漁業や海苔・昆布販売で生計をたてている。
1. 場所
蒲台島は香港島の南に位置し、一般的には“香港最南端の島”と呼称されている。
後述するが、赤柱(スタンレー)と香港仔から船が出ており、比較的アクセスがし易い事から週末には多くの観光客で賑わう。
キャンプをする者や、ハイキング、ダイビングをする者等々目的も様々で、香港在住者で島フェチであれば、複数回訪れる事になるであろう有人島である。
前述した通り、一般的には”香港最南端の島“とあらゆるサイトにて紹介されているが、正確には”香港最南端の有人島“で、本当の香港最南端は前記事にて紹介した”索罟群島頭顱洲“(写真中央奥の無人島)である。
参照:索罟群島紹介記事
↓動画も良かったらご覧ください!!!
2. 歴史
現在は蒲台島と呼称するが、過去海苔産業で盛んだった事から、以前は”蒲苔“という名で呼ばれていたそうである。
島にある天后廟は、少なくとも160年以上の歴史があり、島の南方の岸壁に刻まれた”摩崖石刻”は3,000年も前に刻まれた物と推測され、保護対象遺跡に指定されている。
出典:
✓ “蒲台島”行き方
蒲台島への行き方は2パターンある。
私は週末に便数が多い赤柱卜公碼頭から蒲台島へ渡航しました。
1. 運行スケジュール
★香港仔碼頭出発
約1時間で蒲台島に到着(火曜、木曜、土曜、日曜と祝日運行)
船便 | 香港仔発 | 蒲台島発 |
火曜 木曜 | 10:00 | 15:30 |
土曜 | 10:00 15:00 | *14:00 *16:00 |
日曜 祝日 | 8:15 | *18:00 |
*赤柱を経由
★赤柱卜公碼頭出発
約30分ほどで蒲台島に到着(土曜、日曜と祝日に運行)
船便 | 赤柱卜公発 | 蒲台島発 |
土曜 | 13:20 | 12:40 14:00 16:00 |
日曜 祝日 | 10:00 11:30 15:30 17:00 | 9:15 10:45 15:00 16:30 18:00 |
2. 運賃
往復50HKD
最新の運行スケジュールと船賃は、運輸署のHPをご覧ください。
3. “赤柱卜公碼頭”〜”蒲台島”
当日は晴天!
朝10:00赤柱卜公発の船に合わせて赤柱(スタンレー)に到着。
スタンレーは、実は東京ディズニーシーのモデル説を提唱したいほど雰囲気が似ている気がする。
こちらが、赤柱卜公碼頭!
日曜で天気は快晴。多くの方々が始発便乗船のために集まってました。
こちらが、2020年10月時点での時刻表である。
最新の時刻表は前述した運輸署のHPを参照ください。
こちらが蒲台島と赤柱の往復切符である。
無くさない様に大切に保管しておきましょう!
船内は満員御礼。
エアコン部屋もあり、揺れも少なく、快適に30分の船旅を過ごせるかと思います。
小説を読んでいる間に蒲台島碼頭に到着!!!
到着すると、皆我先にと下船したがる為、周囲に気をつけながら降りてください。
船を降りたら蒲台島旅のスタートです!
✓“蒲台島”観光の様子
1. ハイキングトレイル
港に到着して人の波に着いていくと、漁村が見えてきます。
香港の東側は水質が本当に綺麗ですよね。
魚を運ぶ島民たち。
私たち部外者は、島民の邪魔にならない様に振舞いましょう。
さあ、島のハイキングトレイルへ!
蒲台島には何本かハイキングトレイルがあります。
水道管?!かは分からないが、管に沿って登っていく。
私は最近サンダルで登山をするのが好きで、足にはサンダルの日焼け跡がくっきり付いております。
管に沿って登っていくと、オアシスに辿り着きます。
オアシス付近は気温が低くなり、多くの方々が涼んでました。
ため池を発見!
溜池すらこの透明度!!!
オアシスに一番最初に到着した私は、オアシスで涼んでメンバーを待っていると、仲間のうち3名が途中で負傷しリタイアしたと報告を受ける…
残りのメンバーで蒲台島の更に奥へ奥へと進んでいきました。
山を登り切ると見晴らしの良い高台に到達します!
岩によじ登って記念撮影。
ダイナミックな景色をバックに、良い写真が撮れます。
香港で社会人中の先輩方とジャンプ!
香港は、大自然が近く、平日と休日のオンとオフを上手く切り替えられる良い都市だと思います。
蒲台島は、蒲台島、螺洲、螺洲白排、宋崗、横瀾島、墨洲等で構成される蒲台群島に属する島の一つで、その中で唯一の有人島である。
目下に蒲台群島の島々が広がる。
蒲台島の良さは見晴らしが良すぎて、絶海の孤島感を味わえる点。
この写真を見れば分かって頂けるだろうか….
見晴らしが良すぎる故に、遮るものがなく、益々日焼けが悪化していく。
奥に見える灯台付近では、キャンプもできる。
先日香港人の友人が実際にキャンプをしに訪れたそうだが、遮るものが無いためか、凄まじい海風に晒され、大変だったそう…
遮るものがないため、日焼け防止を諦め、積極的に焼いていく方向に方針転換!
案の定、翌日顔が酷い有様に…(笑)
綺麗な海辺で海水浴も堪能できます!
ゴリゴリの球児と水泳対決!
野球では完封負け確実だが、水泳では負けぬ…
私たちは結局灯台までは行かずに、島の食事を食べるために港へ戻ることに。
圧倒的なスケールの景色をバックに様々なスタイルの撮影が可能なので、撮影しながらゆっくり港へと戻る。
2. 島の食事処
港から徒歩3分圏内に食事処がある。
基本混んでいるので店員もオーダーを忘れることがある。
オーダー後はしっかりリマインドを忘れずに…
紫菜腸蛋麵(30HKD)
島特製の紫菜(海苔)を使った紫菜腸蛋麵。
食べ始めはスープが薄口なため、微妙な印象を受けるが、食べていく内に慣れていき、美味しくなっていきます。
島特産の紫菜(海苔)も購入可能です!
美味しいのでお土産に購入することをお勧めします!!!
私たち一行は、再度赤柱行きの船に乗り込み帰宅。
蒲台島は、前述した通り推定3,000年前の石刻もある為、次回は歴史的側面の見学も含め、灯台やキャンプ等を楽しみにまた来たいと思う。
今回はここまで!!!
次回以降も、認知度が低い島々や絶景等々をお届けしていきます!
では、また次回!再見!!!